<心理セラピストあるある> Q.対応できないような深い悩みを持った人が来たらどうしよう..

こんばんは。

かみのけいこです。

────────────────────

Q.セッションで対応できないような
深い悩みを持った人が
来たらどうしよう..って
思ってしまうんです。

────────────────────

というご質問をいただきました。

そうですよね。
まだ起きてないけど

どうしよう…

って思うこと、よくありますよね。

もし本当に自分が対応できないな
と思う方の場合に限っては

それは本当に
セッションできないことを
素直にお伝えして
もちろん返金もして

セッションを終了するのが
いいと思います。

お互いに解決できないことに
時間と労力をかけるのは
不誠実だと思うので

しっかりとそこは本音を
伝えた方が良いと思います。

そして、実際に深い悩みを
持った方がセッションに
来られた場合というのは

——————————–

“メタ認知”

——————————–

というスキルを
しっかり磨いておく
必要があるんです。

“メタ認知”というのは
しっかりと物事を俯瞰する
というチカラです。

自分目線だけでなく
相手目線だけでもなく

お互いをさらに遠い
ところから見ている

という視野をしっかりと
持つということです。

このメタ認知が
なぜ必要かというと

“こわい、こわい”となってしまうと

本来、セッションで
問題解決をするナビゲートが
お仕事なのに

自分目線だけになっちゃって
問題解決が全くできませんよね。

だからこそ
視野の広い状態というのを
トレーニングして
身につける必要があります。

このメタ認知というのを
しっかり身につけることで

どんなクライアントさんが
来られても、冷静に対応できるように
なっていきます。

さらに…

冷静に対応するだけでは
セラピストさんのお仕事
ではないので

しっかりと問題解決をするために
メタ認知以外にも

—————————————

“変性意識”と“意図を持つ”

—————————————

ということも、大前提として
必要になってきます。

“変性意識”というのは
顕在意識と潜在意識の間を行き来する
意識層のことで、この3つがあると
言われています。

顕在意識というのは、
すでに気付けている意識のこと。

潜在意識は
まだ本人が気づけていない意識のこと。

ほとんどの深いトラウマに関しては
潜在意識、つまり本人が気づけていない
ところに課題があります。

そこにアクセスするためには
先ほどの“変性意識”
行ったり来たりを自由にできる意識層を
扱えておくということが、すごく大事に
なってくるんです。

そして、もう１つの
“意図を持つ”というのは

セラピーで使う“意図”は何かというと

クライアントさんは問題解決をしたくて
セッションに来ていただいているので

クライアントさんはどうなりたいか？
というところに

セラピストは絶対に意図を持って
おかないといけないんですね。

セラピストあるある
なんですけど

クライアントさんがたくさん喋ったり
話が逸れたりってよくあるんですよね。

セラピストさんがウンウンって
聞くばかりで

本来の「解決する」という
意図を忘れたままだと

時間だけが経って問題解決しないまま
セッションが終了してしまったということに
なりかねないので

しっかりと
クライアントさんはどうなりたいか？という
意図をもってセッションをしていきながら

話が逸れたときには必ず
自然に戻すということが
必要になってくるので

軌道修正するための
トレーニングも必要になってきます。

ぜひ、参考にしてみてくださいね♪

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございました♪

かみのけいこ