「ねばならない」を解放する
- 2025.07.25
- フュージョンセラピー 心理セラピスト 心理セラピスト

こんばんは
かみのけいこです。
セッションの中でよく聞く言葉──
「もっと前向きにならなければ」
「ちゃんと自己肯定感を持たなければ」
「親を許さなければ」
この“〜ねばならない”という思考、
実は、本人を一番縛っているものかもしれません。
今日は、
クライアントの可能性を開く
“ねばならない”からの解放プロセス
についてお話しますね。
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【1】“正しさ”は、可能性を閉ざす
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セラピストやカウンセラーとして
「癒し」や「解放」を提供しているつもりでも、
そのアプローチが
無意識に“あるべき姿”
を押しつけていることがあります。
たとえば──
・ネガティブはダメなこと
・感情は出すべき
・親を許してこそ癒しが進む
こうした“セラピー的な正しさ”も、
時にクライアントを追い詰める枠になります。
心の深い部分では、
誰もが「自由になりたい」と願っているのに、
「そうでなければ解放じゃない」となると、
逆に可能性が狭まってしまうのです。
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【2】“ねばならない”の構造を見抜く
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“〜ねばならない”は、
軽く書き換えられないほどの
その人のアイデンティティの一部
になっているケースがあります。
だからこそ、
それを無理に手放させようとすると
反発が起きたり、空虚さに触れて
不安になったりする。
セッションの中で大事なのは
===================
・なぜそれを“守る必要”があったのか?
・それを握っていることで
どんな存在価値を感じていたのか?
===================
これを一緒に見ていくプロセスです。
“ねばならない”は、
かつてのその人を守る役割を
していたことが多いんです。
それを理解せずに外すと、
クライアントは「自分が壊れた」
と感じてしまうことも。
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【3】解放は「方向性」ではなく
「余白」から起こる
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本当に“ねばならない”が
外れるときは、劇的な変化ではなく、
もっと静かで自然なプロセスです。
たとえば、
「前は、絶対〜すべきだと思ってたけど、
今はまあ、そうでなくてもいいかな」
この
“まあ、そうでなくても”
という
余白が生まれたとき、
人は急速に自由になっていきます。
セラピストやコーチができるのは、
その余白が生まれる空間を保つこと。
アドバイスでも、導きでもなく、
「そのままのその人が存在できる余地」
をつくることが可能性を開くための
本質的なサポートになります。
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【4】まずは自分の
“ねばならない”を解放する
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そして、これは何より
セラピスト自身にも言えることなんです^^
「クライアントを変えなければ」
「意味のあるセッションにしなければ」
「深いところに触れなければ」
この“ねばならない”を自分が握っていると、
そのセッション空間全体が「緊張」します。
だからこそ、最初に解くべきなのは、
自分がセラピストとして握っている
“正しさ”なんです。
そこをゆるめられたとき、
クライアントの変化は、加速します。
なぜなら、
「ありのままでいい」ことを、
言葉よりも存在で伝えているから。
“ねばならない”を解放することは、
単なる思考の切り替えではなく、
未来への鍵なんですね^^
少しでも参考になりましたら幸いです♪
本日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
かみのけいこ
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